2012年5月22日火曜日

342days ~Starting around NZ, Chch to Dunedin~

16th, May

 さぁ、 今日から旅が始まるぜ!

(先に2日後のスチュワートアイランドの記事を載せたので、時系列が戻っています)



予約済みのフリーのレンタカーを借りに行く!
これは乗り捨てされたレンタカーを元の営業所に戻すので無料なのです。
正式には保険料が$17/dayかかるけど。

今回はなんとガソリンが1タンク分無料!
つまり、返す時に給油しなくてもいいのだ
! まぁ、普通に借りるよりはずいぶん安いので、試してみることに。

今回はクライストチャーチからクイーンズタウンまでを3日で。
つまり、19日の朝イチまでにクイーンズタウンに着かないといけない。
手続きもよくわからないまま終わり、さぁ出発だ!

車だと食糧を買いだめできる。
でも辛ラーメンが10食ある僕はもう買うものは無いので、先に進む。

19日はクイーンズタウンからダウトフルサウンドのツアーに朝早く行くので、
なんとか18日中に着かなければならない。

とすれば、
今日ダニーデンで1泊、
明日スチュアート島に1泊、
その次の日中に着かなければならない。 

とにかく今日はダニーデンだ。
クライストチャーチからダニーデンの海岸線は、
ペンギンやオットセイが見られるポイントがたくさんある。
それらを全て無視する。

特にティマル、オアマルあたりは有名なポイントで、
人によっては何泊もしてペンギンを見るような観光地だ。
でも無視する。



ダニーデンまで約350kmの道、
3〜3.5時間で着くはず。
標識もしばらくなくて、聞いたことも無い町に入る。
道を間違ったのかと地図を取り出すと、道はあっているらしい。
時速と時間と距離が合わない。
こんなに運転しているのに。

気づくとレンタカーの時計がサマータイムのままになっていた。
つまり、1時間先を表示していたのである。

安心なんだか、がっかりなんだかわからないまま、
とりあえずネットで今晩の宿を予約するためにマックで昼を食べることにした。

毎食の予算は$5。
マックはすごい。さすが世界のマック。
ハンバーガーとナゲットとコーラを頼んだ。

今晩の宿は  "ホグワーツ Hogwarts Backpackers" だ。
ハリーポッターの魔法学校と同じ。
ついに僕もマグル卒業。

隣の席では警官が制服のまま家族と食べていた。
Policeかっこいい。
後から同僚がパトカーでやって来て、同じ席に着いた。
海外のポリスは勤務中も自由だな、と思った反面、家族のためにはいいなとも思った。
それにそれがパトロールになって
犯罪も予防できそうな気がする。


 さて、再出発することに。
ティマルのあたりまできた。
メインロードから外れて町を一周して行くことに。

迷った。
普通なら人に道を聞くんだろうが、
見知りな僕はできない。

天才的な野生の感と太陽の向きでグイッと曲がると、
なんとメインロードにぶつかった。
ついに渡り鳥の感覚をマスターしたようだ。


クライストチャーチから出発し、5時間がたった頃だろうか、
オアマルに着いた。

ペンギンを見るにはツアーに 参加するしか無いとのガイドブック。
嘘だ。嘘に違いない。
何事もフィールドワークだと思っている僕は、さっそく穴場を探す。

あった。

断崖絶壁。
早くダニーデンに着きたいけど、
ペンギンも見たい。

話は変わって僕はペンギンが好きだ。
あの鳥なのに飛べない感じ。
"海を飛んでいるんだ" と言うこじつけ。
怖い目。
魚を丸飲みにするクチバシ。
転び方。

愛くるしいことはなはだしい。

だから、見たかった。

水族館でも最も時間をかける。
厳密に言えばクラゲの次くらいに時間をかける。
だから片道15分の岬へ向かうことに。
往復30分のロスはここでは痛い。
でもペンギンのためだ。
温泉ペンギンがいたら、絶対に飼いたい。
温泉ペンギンと言うのは、
アニメのエヴァンゲリオンに出てくる、マンションでも飼えるペンギンだ。

到着。 更に歩いて10分の入江(断崖絶壁)へ。 
走ると1分で着いた。
小さな小屋から見えるらしいが、いない。

可愛くないカモメはいる。

どうやら、
日没あたりにならないと海から帰って来ないらしい。
日没まではあと2時間くらい。

無理だ。
ペンギンは見たいけど、疲労もひどい。
ここで事故ったら全ての旅の計画がおじゃんになる。

おじゃん、と言う言葉を久々に使った気がする。

そんなことを思えるくらい僕は冷静だったので、
ペンギンを諦め、ダニーデンに向かうことにした。


 オアマルから1時間半でダニーデンに着いた。

が、通り過ぎてしまったらしい。
標識にはダニーデンは後ろと書いてある。
仕方ないので戻った。

セントラルが見つからない…。
変な道で一時停止、地図を開く。
ストリート名を確認。
今いる所がやっとわかった。
これでBackpackersに向かえる。

行ったり来たりを繰り返して、 やっと到着。
駐車場もわからず、チェックインしてから聞くことに。

チェックインしてくれたお姉さんは、
アンジェラアキに似ていた。

アンジェラはとても親切で、
施設の説明から、
ダニーデンの見所、
無料のWiFiの場所、
オススメのカフェ などを教えてくれた。

アンジェラありがとう。

部屋に荷物を置きに行くと、
6人部屋に2人分の荷物があった。
僕は1番遠いベッドを選んだ。

そしてすぐに20時までやっているという図書館にインターネットをしに行った。

図書館には旅人らしき人たちが多かったが、
オークランドやクライストチャーチのようにたくさんいるわけではなかった。

iPhoneのアプリの更新やウィルスチェックの更新などでほとんどの時間を費やした。

少しだけイヤラしいサイトを見ようとしたら、システムでブロックされていた。

その瞬間、
パソコンがインターネットに繋がらなくなった。
どうやら無線LANカードが壊れたらしい。
一瞬、イヤラしいサイトを見たことが原因かと思って焦った。 

このパソコンももう寿命だ。
 ".(ピリオド)"のボタンが壊れている。
誰も押していないのに、ずっと押しっぱなしになっている。
画面も下の方が淡くなっている。
フリーズや再起動も、最初よりは増えている。
日本に帰ったらおさらばだな。

と言うわけで、
パソコンが使えないので、
写真やこういった日記を書くのがめんどくさい。

話は戻って、
図書館から出た。

明日の午前中はダニーデン見学をする予定なので i-Siteの時間を確認して帰ることにした。

宿に帰り、
辛ラーメンを2袋食べた。
他には何も無い。 

部屋に帰るとシェアメイトがいた。
なんと女の子2人組である。
それもドイツ系の美人。
 最初、シェアメイトは男だと思い込んでいたのでビックリした。
が、
ビックリしたのがバレると変態だと警戒心を持たれると嫌なのでポーカーフェイスを努めた。


寝るに眠れぬ夜になってしまった。

明日も長時間ドライブだと言うのに。

1 件のコメント:

  1. とても魅力的な記事でした!!
    また遊びに来ます!!
    ありがとうございます。

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