2011年3月7日月曜日

哲学を学んで

0.哲学を学んで

僕は大学で哲学を学んできました。
が、哲学を学ぶというのは、誰でもやっています。

「哲学は考えること」自体だからです。

大学で学んできたというのは

「先人の知恵を学んだ」という意味です。

だから本を読んでると
「俺と同じこと考えてる!」
ってことがいっぱい。

1000年も前に同じことを考えてた・・・。
僕らは同じスタートをするんじゃなく、それらの次を考えねばなりません。


話は戻って、
なんで哲学かと言われても困りますが、
下記にダラダラと書きます。


●僕が哲学に興味を持ち始めたのは、中学生のとき。

勉強も運動もそこそこ出来て、委員長とか調子に乗っちゃって、子供ながら人間関係で嫌な思いして、思春期に差し掛かったわけです。

ふと
「なんで俺は生まれてきたんだろう」
と疑問に思いました。

それを率直に親や先生に聞いたのです。
「自分が何で生まれて来たのか、に疑問が出てきました。」


現在だとこの言葉を聞くと一般的には

「死にたいの!?」

と思われますが、
当時はただの疑問として受け止められたので
「それは哲学を勉強したらいいよ」
とアドバイスをもらい、暇があったら本読んでました。


もともと音楽には疎くて、最近のJ-popすら知らなかったけど、
尾崎豊
だけは聞いてた。
中学でギターも始めて、ゆずとか19とか引き語りしてたなぁ。

●高校時代

・野球部を辞める
・生徒会で行事を企画
・落ちこぼれからの進学

●大学時代

哲学専攻。

ゼミは最も大変と言われる
フランス現代哲学の
「ジル・ドゥルーズ」 を扱うゼミナール。

「千のプラトー」って著書を読み進めていくゼミ。

内容 (難しすぎて間違ってるかもしれないけど)
・今までの欧米の合理的、合理化が正しいとは限らない
(だからと言って悪いわけでもない)
・感覚ってどのように感じているのか
・脳科学で人間の心は解明できるのか など

をいろんな分野や文化を題材にフランスではベストセラーになった本です。
精神医学者と共著なので、最先端医学根拠もあり、勉強になります。


修士論文 「監獄の誕生 ~監視と処罰~」(ミシェル・フーコー)
を題材に(読書感想文に毛が生えた程度・・・。)

・権力 (政治、地域、家族間)
・ルール(法律、決まりごと、約束)

を考えてきました。


みんな、
恋をしたり、
仕事したり、
家族がいたり、
辛い思いしたり、
楽しいことがあったり、
いろんなことがあるけど、その時感じたことや思ったこと、工夫したこと、全部哲学したって言えるんだよね。

哲学した、って言わなくてもいい。
少し成長したこと、少し学んだことを胸に刻むことが大事なんだ。

2 件のコメント:

  1. twitterから初めてブログにお邪魔しました。
    哲学って書いてあったので、ちょっと立ち止まっちゃいました。
    哲学って過去の偉人に学ぶ事が多いけど
    現在進行形ですよね~
    私は突き詰めて考えすぎて、落ち込むタイプです(爆)

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  2. ねね♪さん ありがとうございました!

    僕も考えて答えが出ないと動き出せなかったのですが、
    それって結局答えが出ないことも多いなと思い始めました。

    だから、
    今も迷ってて、
     ・何が正しいか
     ・この判断でいいのか
    っていつも思いますけど、
    「考えながら、動く」
    ことを意識してます。

    それが、
    りんごの木を救いに言ったり、
    ファーマーズカフェに参加したり、
    っていう行動です。

    そこで知らないことを知ったり、
    知識として知ってたことを体験したり、
    ってのがものすごく大きな価値を持ってるように思えます。

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